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2011年10月22日 (土)

宮部みゆき「チヨ子」(光文社文庫)

評価3

 ホラー、ファンタジーの5編から成る短編集。最後の「聖痕」は短編というには長いが。

「雪娘」 小学生時代の仲間が同窓会。そこには当時殺された女の子の姿はもちろんない。しかし、その場に彼女の幽霊が現れて…。

「オモチャ」 商店街のオモチャ屋のおばあさんが亡くなった。おじいさんが殺したといううわさが流れるが、その人はクミコの遠縁にあたる人だった。やがておじいさんも亡くなり、その幽霊が商店街に現れるようになる。「小暮写眞館」につながるようなテースト。

「チヨ子」 スーパーのバイトで着た着ぐるみから見ると、周りの人が、その人の好きなキャラクターや思い出の縫いぐるみに見えてくる。「わたし」も、大切にしていたウサギの縫いぐるみ「チヨ子」を思い出す。

「いしまくら」 公園に、殺害された女子高生の幽霊が現れるようになった。それを調べる中学生、麻子。父である石崎も娘の調査に協力するが、やがて自分と妻の若いころを思い出す。最後に石崎が見る幻影と、娘のボーイフレンドと会う場面が良い。

「聖痕」 14歳で母親とその愛人を殺した元少年A。父親が調査事務所の「わたし」を訪ねてきた。少年Aは今や、子どもや女性を虐げる者に罰を与えるとして、サイトで奉られる「黒き救世主」。Aは悩むが、A自身が事故現場で、自分の顔を持った化け物を見たという。最後に明かされる「わたし」の正体。かなりオカルトな作品。

 どれも退屈せずに気軽に読める物語という感じ。可もなく不可もなく。わたしは「いしまくら」が好きです。

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