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2012年1月30日 (月)

佐々木譲「巡査の休日」(文庫、角川春樹事務所)

評価3。

 佐伯警部補、新宮刑事、津久井巡査部長、小島巡査が活躍する北海道警シリーズの第4作。いつもは佐伯が主役だが、今作は小島が主役の、いわば、スピンオフ。

 前作で小島がストーカー被害から守った村瀬香里に不審なメールが届き、小島が警護する。ストーカーの鎌田は小島に撃たれた後、病院から逃走していたが、メールが届いたころ神奈川で現金輸送車襲撃事件をおこしていた。メールは鎌田が送ったとみられた。

 津久井は鎌田の自衛隊勤務時代の同僚を洗い、現金輸送車襲撃事件の共犯に迫る。小島はそのころ、よさこいソーラン祭りに出る香里を守るため、群舞に加わる。前作で追及したでっち上げ麻薬密輸事件で道警幹部を裁きの場に引きずり出せなかった忸怩たる思いの佐伯と新宮はひったくりの捜査。さらに函館山中の白骨死体発見という事件も意味を持ってくる。鎌田は逮捕されるが、メールを出したことは否認する。

 メールを出したのは誰なのか。理由は? そしてその標的は? 途中から、ある人物が怪しい、ということは分かってくるのだが、最後に、あのエピソードと、この事件とこの事件がひとつに結び付いた瞬間はぞくぞくした。

 事件解決後、4人はそれぞれのオフを楽しむのだが、この場面もいい。

 「まっすぐに自分たちの仕事」をする警察官たちに乾杯。

 「警官の紋章」の項でも指摘したが、今作でも「結審」という言葉が、裁判の終結という意味で誤用されているのは残念。

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