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2012年6月23日 (土)

道尾秀介「向日葵の咲かない夏」(新潮文庫)

評価3

 ミチオは4年生。同級生のいじめられっ子S君宅でS君の首つり死体を発見する。しかし、学校に連絡し、先生が警察と駆けつけると死体は消えていた。

 ミチオの自宅にS君の生まれ変わりのクモが現れ、先生に殺されたと主張、死体を捜してくれと訴えた。ミチオと妹のミカが真相を探る。

 小児性愛の先生、母の死体が脚を折られた埋葬され、生き返ったと思っているお爺さん、くさった肉を捜す訓練を飼い犬にさせていたS君…。

 以下、ネタバレあり。

 ミチオは9歳にしてはやたら頭がさえているし、3歳ぐらいの妹もやたらに頭がいい。リアリティーのなさを感じながらも読み進めると、どんどん裏切られてくる。悪い意味で。

 生まれ変わりのクモが出てきただけならまだしも、最後の方になって、あの人は猫、この人はトカゲって…。

 要は、心の壊れた主人公ミチオの精神から見た世界が描かれているので、彼なりに筋は通っているけれど、ある意味、めちゃくちゃ。

 読んでいるうちはおもしろいけど、再読したり、人に勧めたりしようとは思わない。暇つぶしにはいいけど。

 道尾秀介の作品はこのところ何冊も読んでいるが、まともな作品は、「月と蟹」ぐらいかなと思う。

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