サイト内検索


  • ウェブ全体から検索
    ココログ全体から検索
    中南米と山とミステリー内検索
2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ

« 道尾秀介「光」(光文社) | トップページ | 2012年9月10-13日「燕岳」 »

2012年9月14日 (金)

荻原浩「噂」(新潮文庫)

評価3

  この作品をめぐっては、最後の1行の衝撃が喧伝されている。私もそれを楽しみに読み進めたのだが、ちょっと期待外れ。この1行は確かに衝撃的だが、ストーリー全体に影響を与えるような内容でなく、最後の殺人と同様、ある意味、おまけ的なもの。これがなくても十分におもしろい作品なのに、この最後の事件と最後の1行で全体の焦点がぼけてしまったような気がする。どこか、「狙いすぎた」感が否めない。

 ネタバレあり。 

香水の新ブランドを売るため、広告に関わった企画会社の女社長は、女性を殺害して足を切り落とすレインマンの犯行から免れるためにはこの香水が必要だとのうわさを流す。

 やがて実際に足のない遺体が2体見つかる。

 高校生の娘と暮らす刑事小暮は、若い女性刑事名島と、独自の捜査を展開して、真相に迫る。被害者の共通点は、このうわさを流したモニター会に出席していたこと。

 さらに3体目の遺体が見つかるが、実はそれが最初の遺体だった。その遺体だけには片足が残されていた。その片足を調べた名島はペディキュアなどの異変に気付く。

 犯人は広告会社の社員たちや企画会社の社員にしぼられていく。やがてある場所から指紋が発見される。犯行はある男のフェティシズムがもたらした異常な犯罪だった。

« 道尾秀介「光」(光文社) | トップページ | 2012年9月10-13日「燕岳」 »

ミステリーが好き」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/576624/55655347

この記事へのトラックバック一覧です: 荻原浩「噂」(新潮文庫):

« 道尾秀介「光」(光文社) | トップページ | 2012年9月10-13日「燕岳」 »