サイト内検索


  • ウェブ全体から検索
    ココログ全体から検索
    中南米と山とミステリー内検索
2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

« 湊かなえ「サファイア」(角川春樹事務所) | トップページ | 貫井徳郎「微笑む人」(実業の日本社) »

2012年10月10日 (水)

真保裕一「ブルー・ゴールド」(朝日新聞出版)

評価3

 水ビジネスをめぐる国際的なストーリーと思って読み始めたのだが、スケールは小さかった。高額の利益につながるビジネスを道具立てにしているものの、結局、私怨に基づく謀略にすぎず、ちょっと肩透かし。

 謎解きや論理展開がちょっとわかりにくかった。もっと真剣に読めばわかるのかもしれないが。

 葵商事の薮内之宏は系列の零細コンサルタント会社へ左遷される。名高い社長、伊比と、水質汚染をネタに長野県の酒造メーカーを買収しようとする。だが汚染が環境保護団体の記者会見で暴露され、買収工作は危機に陥る。その背後には葵商事のライバルの五堂商事の影が。

 生命の源である水をめぐるビジネスは世界で多くの利権を生み出している。この事件も、ビジネス上の策略かと思われたが、薮内らが調べるほど、不可解な点ばかりが浮上してくる。まるで伊比を陥れることが目的ではないか…。

 以下、ネタバレあり。

 かつて伊比はダイオキシンの危険さをマスコミであおって、ごみ焼却施設の売り込みを図ったことがあった。五堂商事の女性幹部は、ダイオキシンが出る小型の焼却施設をつくっていた弟を自殺でなくしていたのだった。 

« 湊かなえ「サファイア」(角川春樹事務所) | トップページ | 貫井徳郎「微笑む人」(実業の日本社) »

ミステリーが好き」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/576624/55787169

この記事へのトラックバック一覧です: 真保裕一「ブルー・ゴールド」(朝日新聞出版):

« 湊かなえ「サファイア」(角川春樹事務所) | トップページ | 貫井徳郎「微笑む人」(実業の日本社) »