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2013年4月 6日 (土)

映画「ブラック・ブレッド」(2010年、スペイン、フランス)

評価3

 アウグスティ・ビリャロンガ監督、 フランシス・クルメ主演

 2011年のゴヤ賞作品賞など。

 一回見ただけでは消化しきれなかった…

 以下、あらすじ。ネタバレあり。自分自身消化しきれていないので、読んでいただいてもよくわからないと思いますが…

 スペイン内戦後の1940年代のカタルーニャ。ディオニスとその息子クレットが馬車ごと崖から落とされ、殺害される。クレットはアンドレウに「ピトルリウア」という言葉を残した。
 ピトルリウアとは洞穴に住む怪物のこと。警察は、共和派であるアンドレウの父ファリオルを疑う。フォリアルは姿を隠すことを決め、アンドレウは祖母の家に預けられる。祖母の家には従妹のヌリア(マリナ・コマス)らがいた。
 アンドレウは屋根裏で父が隠れているのを発見するが、警察の家宅捜索でフォリアルは逮捕される。フォリアルは裕福な農場主マヌベンス夫人と話すよう母親フロレンシア(ノラ・ナバス)に伝えろと言い残す。アンドレウとフロレンシアは夫人に父を助けるよう訴える。夫人は町長(セルジ・ロペス)に手紙を書いてくれたが、町長はフロレンシアを以前から狙っていた男だった。
 ディオニスの妻はアンドレウに、父がディオニスとともにマヌベンス夫人の弟と肉体関係を持った青年マルセルを去勢したと伝える。
 父は死刑が決まり、手紙でマヌベンス夫人にアンドレウの世話をするよう求める。
 ディオニスの妻は、ディオニスとクレットを殺害した犯人についてもアンドレウにほのめかす。マヌベンス夫人は弟の財産を奪ったが、ディオニスにそのことでゆすられていたというのだ。犯人はマヌベンス夫人に雇われてディオニスを殺したのだ。
 父はすべてを黙って死んでいく代わりにマヌベンスにアンドレウを託した。
 大人たちの嘘に傷ついたアンドレウは夫人の養子になることを決める。

 夫人は、内戦で勝利したフランコ体制側の象徴。フォリアルは共和派であったが、結局生きるためにフランコ体制側のイヌにならざるを得なかった。アンドレウもまた、母に冷たい態度をとり、フランコ体制にとりこまれていく姿で映画は終わる。

 

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