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2014年1月22日 (水)

東野圭吾「祈りの幕が下りる時」(講談社)

評価5

 加賀恭一郎シリーズ。都内で起きた連続殺人事件の捜査の過程で、加賀と夫を残して失踪した加賀の母親の晩年が明らかになる。読者は加賀が日本橋署にすすんで異動した理由も知らされる。

 手がかりを積み重ね、推理を重ねて真相に迫っていく加賀たちの姿を描いた東野圭吾らしい安定感のある作品。

 以下、ネタバレあり。

 女性演出家、博美を訪れた幼なじみの女性、押谷が殺害されているのがアパートで見つかる。アパートの住民の男も河川敷で殺害された。
 一方、加賀はかつて東北でなくなった母親について調べていたが、日本橋近辺の12の橋が月ごとに記された形見のカレンダーの謎がとけないでいた。
 嫌疑が掛けられた博美と加賀は知り合いだったが、それが偶然の出会いでなかったことが後に判明する。
 捜査により、博美の父、忠雄は、河川敷で殺害された男性で、家を出た加賀の母と交際していたことが分かる。かつて博美と夜逃げした忠雄は、博美が誤って殺害した男になりすまし、これまでひっそりと生きてきたが、その秘密に近づいた押谷や、博美の中学校時代の恩師を殺害していた。
 忠雄は自殺しようとするが、博美は自らが演出した「異聞・曽根崎心中」のように自分で愛する父を殺害する道を選ぶ。
 最後に、忠雄がしたためた加賀の母についての手紙がわたされる。

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