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2015年3月30日 (月)

麻耶雄嵩「さよなら神様」(文芸春秋)

評価4

 「神様ゲーム」の続編、と言っていいのかな。やはり「神様」の鈴木君が登場。ただし、今回は連作短編で6作品から成る。
 基本的にどの作品も鈴木が「犯人は○○だよ」と「俺」に教えるところから始まる。

  「神様ゲーム」と同様、小学生のものとは思えない会話が進み、興ざめ。さらに、つきあうとか別れるとか愛とか「おまえを幸せにする」とか、今時の小学生ってこうなの? こういう小学生の恋愛沙汰が事件の背景にあるから、若干ついていきにくい部分もあった。

 しかし、最初の3作品まではいまひとつだったが、4作目からはかなりおもしろかった。ついでに言えば、4作品目を読むまで私はストーリーテラーの「俺」について重大な誤解をしていた(というか筆者にまんまとだまされていた)。

 「神様」はうそをつかないが、親切でもない。そのことを大前提とするため、未来の殺人事件まで登場させ、その前提の下、犯人が「神様」をアリバイ作りに利用するという奇想天外な筋書き。論理的に非常におもしろい。それに比べて事件の動機は納得のいかないものばかりだが。

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