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2016年2月15日 (月)

薬丸岳「アノニマス・コール」(角川書店)

評価3

 離婚した妻と暮らす娘が誘拐された。犯人の要求は3年前の交通事故の真相。当時、事故を調べていて警察を追われた元刑事が真相を突き止める。
 犯人はある意味、やむにやまれず、誘拐事件を起こすのだが、それにしては被害者側への言葉使いや態度が悪すぎで現実味がない。そもそも、全ての発端である3年前の事件の隠蔽にリアリティーがなさすぎる。
 共犯が意外なところから現れるが、それだけに唐突感も。

 以下、ネタバレあり。

 朝倉真志は奈緒美と離婚し、娘の梓は奈緒美と暮らしている。真志の携帯に梓の携帯から電話があったことがきっかけで梓が行方不明になっていることが判明する。奈緒美の自宅に「娘を誘拐した」という電話がかかる。奈緒美は元警察署長の父親をだまして身代金1千万円を用意する。

 真志は3年前まで神奈川県警の警察官。子供ら7人が死亡した交通事故について警察が虚偽の発表をしていたとの情報をつかみ、独自に調べていたところ、あらぬ疑いを掛けられて逮捕され、職を失った。その情報源を警察は知りたがっており、真志は誘拐を警察に通報することをためらう。

 かつて興信所を経営していたが恐喝で逮捕された岸谷と、勤務先の工場のバイト戸田に協力を依頼し、真志は自ら誘拐犯を追う。

 奈緒美は犯人の指示に従ってあちこちを移動させられたが、いつの間にか、相手は麻薬密売人に代わっていた。奈緒美たちが警察に通報していないことを確認した犯人は真志に本当の取引を持ちかける。3年前の「事故」について真志に漏らした情報源は誰だったのかを明かせというものだった。真志は情報源だった男を捜し、さらに「事故」を起こしたとされる新井の関係者をたどって、「事故」の真相にたどり着く。

 一方、奈緒美の父親は異変に気づき、警察に通報する。

 真志は事件の証拠を入手するが、犯人は、千葉県警に行って全てを話せと命令する。真志は犯人に気づくが、その共犯は意外な人物だった。
 そして事件の発端には身近な人物も関与していた。
 

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