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2016年10月

2016年10月29日 (土)

道尾秀介「スタフ staph」(文芸春秋)

評価3

 2016年5月ぐらいまで週刊文春で連載された。私は文春で読んだので、単行本になって若干内容が変わっているかもしれません。

 確かに想像を超える結末ではありましたが、いまひとつ、登場人物に共感できない。

 以下、ネタバレ注意

夫と離婚し、外国で看護師として働く姉の子である中学生智弥と暮らす女性夏都(なつ)は移動ワゴンで弁当を売って生計を立てている。別の女性と間違えられて4人組に車ごと拉致された夏都は、タレントのカグヤのもとに連れて行かれ、カグヤの姉の女優のスキャンダルを知る。智弥や、智弥の塾の講師とともに、カグヤに協力してスキャンダル発覚を防ごうと奮闘するが、結局、スキャンダルは発覚し、女優の結婚は駄目になる。

 全ては最初から仕組まれていた。それを仕組んでいたのは…

2016年10月24日 (月)

宮部みゆき「迷いの旅籠」

評価3

 2016年6月末まで日経新聞に連載された。
 「三島屋変調百物語」シリーズというものらしい。
 宮部みゆきの歴史物を読むのは初めて。
 私はやはり現代ものの方が好きだ。

 江戸時代。三島屋では、おちかを聞き手に「変わり百物語」を実施。奇妙な話が持ち込まれる。
 

米沢穂信「真実の10メートル手前」(東京創元社)

評価4

 「王とサーカス」の主役であるジャーナリスト大刀洗万智が冷静な観察力、判断力、推理により、事件の真相に迫る6編の短編集。
 表題作は、大刀洗がフリー記者になっている「王とサーカス」より前の新聞記者時代の物語。その他5編は「王とサーカス」後の物語。だと思う。
 大刀洗は、推理者としてだけでなく、ジャーナリストとして自分がどうあるべきかを考える姿勢を忘れない。

・真実の10メートル手前
 破産した企業の社長の妹の居場所を、大刀洗が電話の発言内容から推理する。

・正義漢
 大刀洗は、ホームから男性が転落して電車に引かれて死ぬ事件に遭遇。男性が車内で騒いでいたことから、事故ではなく、事件だと判断。犯人をおびき出す奇策を弄する。

・恋累心中
 高校生の心中事件。なぜ彼らは、長く苦しむ毒をのんだのか。大刀洗が事件直後に学校関係者2人に簡単にアポを入れてしまうのは極めて不自然。

・名を刻む死
 孤独死した老人。第1発見者の中学生は彼の死を予感していた。

・ナイフを失われた思い出の中に
 姉の娘を刺したと自供した少年。彼の手記が公になる。大刀洗はそこに隠されたメッセージを読み取り、凶器などを発見する。

・綱渡りの成功例
 豪雨で取り残された老夫婦。コーンフレークを食べて生き延びたというが、台風一過の酷暑の中、彼らはどうやって牛乳を入手したのか。



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